絵本紹介♪ 第百九十二回 サリーのこけももつみ ロバート・マックロスキー
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こんばんは。MOOMINです。
こけももをつみに行ったサリーは、お母さんとはぐれてしまいました。一方、クマの親子も夢中でこけももを食べていました・・・。
はじまり、はじまり
サリーと小熊――。母親といっしょにこけもも摘みをする、小さな子供たちのささやかな愉しみが、北米の大自然を背景に語られます。かわいらしい勘違いをしてしまったふたりの子供たちが、はぐれた母親に会えるのか、読み手はこのユーモラスな設定にどんどん引き込まれていくでしょう。子供たちがこけももの茂みの中で立てる音。――これは、この作品の大きな魅力であると同時に、親子をつなぐ象徴的な役割を果たしています。
おしまい
作品名 サリーのこけももつみ
作・絵 ロバート・マックロスキー
訳 石井桃子
出版社 岩波書店