絵本紹介♪ 第二百二十六回 バーナデットのモミの木 アンデルセン
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こんばんは。MOOMINです。
森の小さなモミの木は、まわりの木々のように早く大きくなってどこかへ行きたいと願っていました。ある年の冬、モミの木は切り倒され、クリスマスツリーになりました。最初は有頂天だったモミの木ですが…。
はじまり、はじまり
早く大きくなりたいモミの木。
モミの木のいる場所は日当たりがいいというようなささやかなけれど大切な喜びには全然気がつかないまま、大人になりたい、そして、どこかにいってみたいと思うのです。
おひさまの光がいう「ここにいることを、よろこびなさい」という言葉もよくわかりませんでした。
おしまい
作品名 バーナデットのモミの木
作 アンデルセン
絵 バーナデット・ワッツ
訳 ささきたづこ
出版社 西村書店