絵本紹介♪ 第百八十七回 アンガスとあひる マージョリー・フラック

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こんばんは。MOOMINです。

何にでも興味を持つアンガスの冒険に子どもたちは自分を重ね合わせることができます。見るものかぐもの、何でも知りたがりやの子犬アンガスの好奇心が軸になって展開するこの物語は、幼い子どもたちの冒険心を見事に表現している傑作です。

 

はじまり、はじまり

 

こいぬのアンガスは、見るもの、嗅ぐもの、何でも知りたがります。なかでも一番知りたがったのは、庭の生垣のむこうから聞こえてくる、やかましい音の正体。ある日表に飛び出したアンガスは、生垣の下をくぐってむこうがわにでました。そこにいたのは2羽のあひる。最初はあひるたちを追い回していたアンガスですが、最後にはひどい反撃を受け家の中に逃げ帰ります。そして、しばらくは何も知りたいとは思わないのでした。

 

 

おしまい

 

作品名 アンガスとあひる

作・絵 マージョリー・フラック

訳   瀬田 貞二

出版社 福音館書店

 

絵本紹介♪ 第百八十六回 たからさがし 市川里美

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こんばんは。MOOMINです。

ある日のこと、ノラは古いはこの中から宝の地図を見つけました。宝がねむる城まではきけんがいっぱいありそうです。でも、みんないっしょならこわくない! ノラと友だちのどうぶつたちは、さっそく宝さがしに出かけますが…。

 

はじまり、はじまり

 

元気よく出発したノラたちですが、うす暗い道を進むうちに…。フランスで子どもたちに大人気の絵本。

 

 

おしまい

 

作品名 たからさがし

著   市川里美

出版社 徳間書店

絵本紹介♪ 第百八十五回 ふふふんへへへんぽん! モーリス・センダック

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こんばんは。MOOMINです。

この絵物語は、タイトルと物語の一部に、マザー・グースのうたをつかっています。物語は、たくましい犬がヒロインですから、ユーモラスで波乱があって明るい感じです。いっぽう絵は、白黒だけの細密なもので、そのうえ、夜明け、夜、地下室などの場面が多いので、不安、恐怖、悲しみなど、影の部分が感じられ、物語ととけあって、全体に深みをあたえていると思います。

 

はじまり、はじまり

 

むく犬ジェニーが、なにひとつ不自由のない暮らしにあきて、旅に出ます。そしていろいろな人生経験を積んで、やがては舞台女優になります。センダックが愛犬をモデルにしてつくったかわいい絵物語

 

 

おしまい

 

作品名 ふふふんへへへんぽん!

作   モーリス・センダック

訳   じんぐうてるお

出版社 冨山房

絵本紹介♪ 第百八十四回 ガブリエリザちゃん H.A.レイ

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こんばんは。MOOMINです。

ガブリエリザちゃんは、食虫植物です。なんでもガブリとやっちゃう。猛獣なみなのです。けれど、彼女のこの顔が素敵。実にチャーミングなのです。

 

はじまり、はじまり

 

ガブリエリザちゃんはいたずらばかりして、みんな大弱り。でも、博士の家にどろぼうが入ったとき……。

 

 

おしまい

 

作品名 ガブリエリザちゃん

作・絵 H.A.レイ

訳   今江 祥智

出版社 文化出版局

絵本紹介♪ 第百八十三回 きっとみんなよろこぶよ!ピーター・スピアー

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こんばんは。MOOMINです。

子ども達の誇らしげな顔
近所の人の反応 みんなが見ているのがおもしろい。それにしても カラフルなお家になりましたね!

 

はじまり、はじまり

 

両親が出かけた土曜日、3人のこどもたちはいいことを思いついた。家中のペンキをぬりかえて、両親をよろこばそう! そしてはじまる大仕事。とびちるペンキ、かけまわるイヌにネコ。よくはたらいて、すてきなできばえに大まんぞく。でも、でも…!

 

 

おしまい

 

作品名 きっとみんなよろこぶよ!

著   ピーター・スピアー

訳   松川真弓

出版社 評論社

絵本紹介♪ 第百八十二回 空がレースにみえるとき エリノア・L・ホロウィッツ 

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こんばんは。MOOMINです。

美しくて幻想的なお話です。空がレースに見える夜は不思議なことが起こるのです。きっと満月の力も関係しているのかも。詩のような歌のような文章がすてきです。

 

はじまり、はじまり

 

空がレースに見えるうすもやの夜に、何がおきるか知っていますか。空がレースに見えるビムロスの夜、妖精のような少女たちとカワウソのお祭りがはじまります……。1ページごとに、夢のような世界がひろがる絵本です。

 

 

おしまい

 

作品名 空がレースにみえるとき 

文   エリノア・L・ホロウィッツ 

絵   バーバラ・クーニー

訳   しらいしかずこ

出版社 ほるぷ出版

 

絵本紹介♪ 第百八十一回 おおきなあかいなや マーガレット・ワイズ・ブラウン

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こんばんは。MOOMINです。

この短いお話を色鮮やかに引き立てているのは、ブラウンと数多くの作品で組んでいる、日本生まれの画家フェリシア・ボンド。牧場の「おおきなあかいなや」に住む動物たちの、とある1日のお話である。

 

はじまり、はじまり

 

まきばにあたらしいあさがきました。いっぴきのちょうがかぜにのってとんでいきます。おおきなあかいなやでくらくしているどうぶつたちも、おもてにでてきました。みんな、はらっぱやほしくさのなかでおひさまがしずむまであそびます。

 

 

おしまい

 

作   マーガレット・ワイズ・ブラウン

絵   フェリシア・ ボンド

訳   えくにかおり

出版社 偕成社